玄米は近年、ダイエットブームで人気の食品になりますね。
その玄米はダイエットに効果的なのでしょうか?
結論『玄米は白米より栄養価も高く、ダイエットに最適です。』
ここからは、玄米ダイエットのやり方を紹介!玄米はなぜダイエットに良いのか?白米との違いを詳しく解説します!
まずは、玄米と白米の違いについて紹介します。
玄米と白米の違い
玄米・・・稲の一番外側の米の籾殻(もみがら )だけを除去したもの
白米・・・玄米を精白して胚芽(はいが)と糠(ぬか)層を除いたもの
白米になる前が玄米ということですね。
続いて栄養成分の比較を見ていきましょう。
玄米と白米の栄養成分を比較
【100gあたり】
白米 玄米
食物繊維 0.5g 3.0g
鉄 0.8mg 2.1mg
ビタミンB1 0.08mg 0.41mg
ビタミンE 0.2mg 1.3mg
カリウム 88mg 230mg
葉酸 12㎍ 27㎍
上記以外にも白米より玄米の方が上回る栄養成分はありましたが、良く知られている代表的な栄養成分をピックアップしてみました。
これだけでも、素晴らしい結果ですよね。
それぞれの成分が、私たちの体にどのような働きがあるのか、紹介します。
食物繊維
食物繊維は便通を改善し、腸内環境を整えてくれますね。
玄米は100gあたり3gの食物繊維を含んでいますが、これは食物繊維が多いと知られているさつまいもと同等の数値になります。
鉄
鉄の主な働きは全身に酸素を運搬することです。
鉄不足により脳へ酸素がいきわたらないと思考力、学習能力、記憶力の低下につながります。
ほうれん草が100gあたり2.0mgの鉄を含んでいるので、ほぼ同等の数値ですね。
ビタミンB1
ビタミンB1は糖質を代謝するために欠かせない栄養素です。
ビタミンB1は糖質を燃やしてエネルギーに変えるときに必要なビタミンです。
ビタミンE
「若返りのビタミン」とも呼ばれるビタミンEは、強い抗酸化作用を持つ脂溶性のビタミンで、体内の脂質の酸化を防ぎます。
動脈硬化や血栓の予防、血圧の低下、LDL(悪玉)コレステロールの減少、細胞膜を健全に保つなどの働きがあり、加齢によって発症しやすい疾患の予防に役立つといわれています。
カリウム
カリウムには、体内に残ってしまった余分なナトリウムを排出する作用があるため、血圧を下げる効果が見られます。
葉酸
葉酸は妊娠中に多く摂取した方がいいと知られている成分ですね。
葉酸はたんぱく質や細胞をつくる時に必要なDNAなどの、核酸を合成する重要な役割があります。
玄米ダイエットのやり方
玄米は白米のカロリーとほぼ変わりません。
【100gあたりのカロリー】
白米・・・156kcal
玄米・・・152kcal
普段食べている白米を玄米に置き換えて食べることをおすすめします。
玄米はヘルシーなイメージがありますが、白米のカロリーと変わらないため、たくさん食べてしまうとカロリーオーバーで太る原因になってしまいます。
1食あたり150gを目安に食べるといいですね。
玄米は白米より、食感が硬いので、食べる時には良く噛んで食べましょう。
良く噛んで食べることで、満腹中枢が刺激されて、少しの量で満足感が得られますね!
玄米は腹持ちもいいので、ついついしてしまう間食も減り、自然と食べ過ぎを防いでくれる印象です♪
食事量を減らしたりと無理のないダイエットができるといいですね。
玄米ダイエットはなぜ良いのか?
すでにお伝えした栄養素がダイエットには最適だといえます。
簡単にまとめてみましたので紹介します。
- 腸内環境を整え便秘対策になる
- 血糖値の急上昇を防ぐ
- 糖質を燃やしてエネルギーに変えるサポートをする
- 腹持ちがいいので、間食防止になる
- ダイエットに不足しがちな栄養素を補える
- 良く噛んで食べることで満腹感が得られる
しかし、玄米だけ食べていては、玄米にはない栄養素が不足してしまいます。
バランスの摂れた食事が大事ですね♪
また、ダイエットの他に、お肌にも嬉しい効果も期待できます。
特にビタミンE「若返りのビタミン」は魅力的です。
まとめ
玄米は白米より栄養価が高いことが分かりましたね。
そして、玄米に含まれる栄養素がダイエットに最適だということが分かりました。
また、『玄米を毎日食べ続けた結果どうなるのか、毎日は危険か、肝臓に悪いのか』について詳しく解説している記事も紹介しているので、気になる方は是非覗いてみて下さい♪↓↓
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。